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温泉の入り方とマナー

体を先に洗う順番、タオルと髪の扱い、水着や入れ墨の決まり、入浴前後の体調管理まで、温泉が初めての訪日客向けの案内です。

📚 日本旅行 · 4/10· ⏱ 読了目安 2分 ·情報更新 2026-10-04

📋 基本情報

順番
湯船に入る前に洗い場で体を洗う
タオル
小さなタオルは湯船に入れない
服装
ほとんどが裸で入浴し、水着は不可
注意
飲酒直後の入浴を避け、水分をしっかりとる

温泉と銭湯の種類

日本で湯に浸かれる場所はいくつかに分かれます。地中から湧く湯を使う温泉、地域の人が通う銭湯、ホテルや旅館の大浴場、そして日帰りで利用できる温泉施設です。呼び名は違っても、基本のマナーはほぼ共通です。入口には男湯と女湯を分けるのれんが掛かっており、色で区別していることが多いものの、色は施設ごとに違うため当てになりません。海外から来た人には「男」と「女」の漢字を先に覚えておくよう勧めています。宿によっては時間帯で男湯と女湯を入れ替えるので、入るたびに表示を確かめるようにしましょう。

入る前の手順

初めてなら、次の手順を守るだけでほとんどの失敗を防げます。

  • 脱衣所で服をすべて脱ぎ、かごかロッカーに入れる
  • 大きなタオルは脱衣所に置き、小さなタオル一枚だけを持って入る
  • 洗い場の低い椅子に座り、シャワーで体と髪を洗う
  • せっけんの泡をきれいに流してから湯船に入る
  • 足先からゆっくり入り、湯の温度に体を慣らす

湯船でのマナー

温泉の湯は大勢で共有するため、湯を清潔に保つことがいちばん大切な決まりです。小さなタオルは湯に浸けず、頭の上に載せるか湯船の縁に置きます。長い髪は湯に触れないよう束ねて上げます。湯船の中で体をこすったり、タオルで垢を落としたりはせず、それは洗い場で済ませます。泳ぐ、飛び込む、湯をはねかけるといった行為も避けましょう。静かにくつろぎに来ている人が多い場所なので、会話も小声にするのがよいでしょう。洗い場でシャワーを使うときは、隣の人に湯が飛ばないよう座って使います。

水着と入れ墨

日本の温泉や銭湯は、ほとんどが裸で入るのが原則で、水着での入浴は受け付けていません。水着を着るのは、レジャー施設のように運営されている一部の温泉施設や混浴施設くらいで、その場合も施設の案内に従います。入れ墨があると入場を断る施設はまだ多くあります。小さな入れ墨なら隠すシールを貼れば認める施設や、海外からの来訪者を考えて基準を緩めた施設もありますが、一律ではありません。入れ墨がある場合は予約前に施設へ直接確認するか、家族や仲間だけで使える貸切風呂を選ぶ方法があります。

脱衣所に戻るとき

湯から上がって脱衣所に戻る前に、小さなタオルで体の水気をざっと拭いておくと、脱衣所の床が濡れません。これは意外と見落とされやすいマナーです。洗い場で使った椅子と桶は湯で一度流してから元の場所に伏せて置き、髪の毛が残っていないかも確かめます。温泉の成分を肌に残したいなら最後にシャワーで流さなくても構いませんが、肌が敏感な人は軽く流したほうがよいでしょう。ドライヤーや洗面台はほかの人も待っているので、長く使い続けないようにします。

健康と安全

熱い湯は血圧や脈拍に影響します。飲酒の直後、満腹のとき、ひどく疲れているときは入浴を避けるのが安全です。入浴の前後には水分を十分にとり、一度に長く浸かるより、短く何回かに分けて入るほうが体への負担が少なくなります。湯船から急に立ち上がるとめまいを起こすことがあるので、ゆっくり立ちましょう。施設の壁には温泉の成分とともに、入浴を避けるべき場合を記した掲示があることが多いです。心臓や血圧の病気がある人や妊娠中の人は事前に医師に相談し、入浴中に体調がおかしいと感じたらすぐに上がって係の人に知らせてください。

宿の温泉を楽しむには

旅館や温泉ホテルでは、部屋に用意された浴衣を着て大浴場まで行き来するのはごく自然なことです。浴衣は左の身ごろが上になるように前を合わせ、逆に合わせるのは亡くなった人の装い方なので避けます。大浴場は営業時間と清掃時間が決まっているので、チェックインの際に案内を確かめましょう。貴重品は部屋の金庫に入れ、脱衣所には最低限の物だけを持って行きます。仲間内で静かに入りたい場合は、貸切風呂を予約できるか尋ねてみるとよいでしょう。

よくある失敗と注意

脱衣所と浴室での撮影は、どんな場合でも禁止です。スマートフォンはロッカーに入れ、持ち込まないのが誤解を避ける方法です。子ども連れの場合、何歳まで異性の親と同じ湯に入れるかは地域や施設ごとに基準があるので確認しておきましょう。日帰り施設では、タオルや洗面用具を別に借りたり買ったりする必要がある場合もあります。温泉のマナーは初めは慣れないかもしれませんが、先に体を洗い、湯をきれいに使うという原則さえ覚えておけば、あとは自然に身につきます。

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